家庭教師で思い出すのは、そう、小学校4年のときでしたか、近所に住んでいた大学生に数ヵ月間、勉強をみてもらったことがあります。
本当は三つ上の兄のために頼んだ家庭教師だったのですが、その大学生さんが僕の勉強もみてあげるよ、という好意で教えてもらったというわけです。
当時中学生だった兄は、どうも授業について行けず、母は心配して近所の知り合いに声をかけたら、こういう大学生さんがいるわよ、ということになり、紹介してもらったのですね。
その家庭教師の先生は、地方から出てきて、東京の私大に通っていました。なかなか生活も大変だったと言います。
家庭教師と言っても、正式に契約したわけではありません。
ですから実は授業料などもきちんと決めていたわけではなかったのですね。で、いざ授業料を払おうとしたとき、母は困りました。
それまで家庭教師など頼んだことがないのですから、いったいどのくらいの額を払えばいいのか分からなかったのです。先生に訊いても、「いくらでもいいです」としか答えないのですから。
しかたなく、母は紹介してくれた人とも相談して、一ヵ月分の授業料を払ったのです。
あとから聞いた話なのですが、そのとき母が払った金額が、まるで子供のお小遣いのような額でした。
やっぱり、家庭教師のアルバイト契約は、個人で契約するよりも、ちゃんとしたところから依頼するべきですね。でないと、先生がかわいそうです。
最近は、個人契約と派遣契約の間のような
個人契約サービスもあるそうなのですが、全くの個人で契約は大変ですよね。